2024年度の最低賃金は50円アップ
厚生労働省の中央最低賃金審議会が決めた2024年度の最低賃金の目安に沿って、全国の最低賃金が10月から改定されました。
通例なら各都道府県をA、B、Cの3ランクに分けた改定の目役を示しますが、今回は各ランクともに一律50円でした。
全国加重平均は1054円、昨年比5%と大幅に引き上げられました。これにより全都道府県が900円以上となり、1000円以上も8都府県から16都道府県になります。
最低賃金はこれまでパート・アルバイトなど非正規社員の賃上げの役割を担ってきましたが、中小企業の正社員の領域にまで影響が及んでいます。